洗濯機を買うかコインランドリーで済ませるか、これから一人暮らしを始める方は悩むポイントだと思います。
筆者は実際に洗濯機を購入せずにコインランドリーだけで暮らしていたことがあります。
今回は一人暮らしの経験を踏まえ、コインランドリーだけだと月にいくら費用がかかるかなどをまとめて見ていきます!
一人暮らしは洗濯機?かコインランドリー?
洗濯機の値段 | 1.6万〜4万くらい |
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コインランドリーの値段 | 1回300円/週2回600円/月2,400円/年28,800円 |
- 洗濯機は時短と節約
- 洗濯機は購入と処分が面倒
洗濯機は安いもので一人暮らし用なら1.6万〜2万くらいでも購入できます。
一方コインランドリーは1回300円〜500円ほどかかるので週1回の洗濯なら月に1200円。週2回の洗濯なら2400円かかります。1年〜2年くらい経つと安い洗濯機を購入できるでしょう。
洗濯機は時短と節約ができる!
2年以上住むならコインランドリーよりも洗濯機の方が節約できるでしょう。
また、コインランドリーは洗濯が終わったら自分で取りに行かなければ行けないので、時間がかかります。なので時間節約とお金の節約ができるのが洗濯機です。
お金と時間を節約したい方は洗濯機を買ってしまうのがいいでしょう。
洗濯機は購入と処分が面倒…
洗濯機を購入すると入居時に業者に設置してもらう必要があります。簡単な電気の配線工事があるので、購入した電気屋さんが手配してくれた配送業者が行ってくれます。
退去時に処分する場合は購入した電気屋が下請けしてくれます。下請けの期限が切れると別の業者を読んで処分費用を支払います。少々面倒です。
入居時と退去時に搬入が面倒な人や、1年ほどで引っ越す予定のある人など、入居年数が短い人はコインランドリーはおすすめです。
一人暮らしでのコインランドリー活用術1:手洗いと組み合わせ
今すぐ洗濯機を購入できない人もいるでしょう。そんな時は「手洗い」と「コインランドリー」を組み合わせて使うのがおすすめです。手洗いを組み合わせればコインランドリーの頻度が減り経済的にもお得です!
手洗い
自宅にお風呂場がある場合、洗濯用洗剤を購入して小さなものは手洗い(おしゃれ着洗い)で済ませてしまうという方法があります。
おしゃれ着洗いとは、ブラウスやシャツなど普通の洗濯機で洗うと他の色のついた服と混ざって色がついたり、糸がほつれたりする恐れのある服の洗い方の事です。
高価なブランドものTシャツなどは洗濯機で洗うと一発で縮んでしまったりします。なので手洗いの方がおすすめです。
下着や靴下、おしゃれ着などは洗濯機で別のものと分けて洗いたいものなので、これはアパートのお風呂場で手洗いしてしまいます。これでコインランドリーを使う頻度は減るでしょう。
一人暮らしでのコインランドリー活用術2:まとめ洗い
下着の替えやシャツがたくさんある場合は男性なら週1回だけコインランドリーでまとめ洗いしても問題ないでしょう。夏場などは汗をかくので週1で洗濯物を溜め込むと服についた汗の色が取れなくなりますが、冬場なら大丈夫です。
まとめ洗い術
コインランドリーは一回250円/300円/500円ほどの値段でできます。250円のものを使って行けば週1回の洗濯で月に1000円で済みます。年間では12000円です。
実際には夏場などは洗濯の回数が増えるのでもう少しかかると思いますが、工夫してまとめ洗いをすれば節約ができるでしょう。
一人暮らしでのコインランドリー活用術3:時間の節約
コインランドリーはある程度節約できる事がわかりましたが、実は時間を節約する方が大変です。洗濯したい時に雨が降ったりすると、非常にイライラもします。
買い物ついでにする
コインランドリーは洗濯が終わったら自分で取りに行けなければ行けません。ローカルルールでお店によっては洗濯が終わって取りに行かないと、次使いたい人が勝手にお店のバスケットに入れて専用の棚に片付けられてしまいます。
いつ洗濯が終わったのか分からない機械が多いので、終わったタイミングですぐに出すおばちゃんもいたりします。洗濯時間は20分〜30分ほど。なので買い物ついでなど時間を有効活用して洗濯を済ませるといいです。
コインランドリーで時間を潰す
もちろんコインランドリーで時間を潰すのもOK!ほとんどの場所は椅子やベンチ、机が置いてあります。しかしお店によっては洗濯物を畳むための大きな机しか置いてない場合もあります。利用者が作業する場所なので注意が必要です。
中にはカフェが併設されているコインランドリーもあります。洗濯の時間は一人暮らしで溜まっている書類の整理や勉強、読書や仕事など、有効に活用するといいでしょう。
一人暮らしでのコインランドリー活用術6:乾燥機だけ使う
コインランドリーは洗濯だけ行う場所ではありません。洗濯機には脱水まではついていますが、別個で乾燥機があり濡れた洋服を10分〜30分ほど乾かして帰ります。
自宅で手洗いや洗濯機を併用している場合、コインランドリーに乾燥機だけ使いに行くのもおすすめです。
乾燥機は高温で殺菌までしてくれるので便利です。だいたい10分100円から利用でき、一人暮らし分の洗濯物なら20分〜30分ほど、つまり200円〜300円ほどで洋服を乾かす事ができます。雨の日など部屋干ししなければ行けない時は便利です。部屋干しはカビの原因になったりしますので。
一人暮らしでのコインランドリー活用術7:布団洗い
洗濯機があれば一人暮らし分の布団は洗濯機で洗えます。布団を洗うと言っても中の毛布や敷布団を洗うのではなく、シーツを洗うのみです。敷布団などは外に干します。
シーツなど大きいので乾かすのも干すのも面倒です。一人暮らし向けのワンルームや1Kの部屋ではベランダがない物件もあります。そんな時はコインランドリーで洗濯して乾燥機にかけてしまえば自宅で干す必要がなくなります。
コインランドリーは一人暮らしの狭い部屋でシーツやカーテンなど大型の洗濯物を洗うのに活用できるのです。
一人暮らしでのコインランドリー活用術8:靴を洗う
最近はシューズ専用の洗濯機がコインランドリーに設置されています。スニーカーなどの運動靴をそのまま洗濯機に放り込むだけで洗ってくれるのです。乾燥機も別個でついているので、合わせて利用します。
靴は自宅の洗面所かお風呂場で洗う必要がありますが、一人暮らしのアパートで行うと汚れがこびりつくのが怖いところ。お風呂場などは汚れやすく、水垢だけでも修繕費用が出る時に追加でかかってしまうものなので、綺麗に使いたいです。
汚れが怖い方は靴はコインランドリーで洗ってしまうのがおすすめです!
一人暮らしするならコインランドリーの使い方を覚えよう!
最後にコインランドリーの基本的な使い方を見ていきましょう。初めてコインランドリーを使う時は筆者も心配でした。キョロキョロして使い方がわからず、ローカルにジロジロ見られながら洗濯した記憶があります。
コインランドリーの洗濯の流れ
- お店で洗濯機を探す
- 洗濯機は縦型(250円〜)・横型(500円くらい)がある
- コインを入れる
- 縦型の場合は洗濯機の洗浄ボタンを押す
- 終わったら洗濯物と洗剤を入れる
- 洗濯ボタンを押す
- 洗濯が終わるまでお店のベンチかぶらぶらする
- 終わったら洗濯物を取り出す
- 忘れ物がないか確認して帰る
横型(ドラム式)の洗濯機の場合洗濯機に洗濯物を入れるだけで洗濯ができますが、縦型は少し面倒です。詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください!
コインランドリーのマナー
一人暮らしで初めて洗濯をする場合、コインランドリーのローカルルールを覚えておくといいでしょう。お店によってルールが 若干違いますが、張り紙にも書かれています。
- 人が洗濯中の蓋を開けない
- 洗濯が終わって取りに来ない場合は取り出して良い
- おしゃれ着洗いはできない
- 大きな装飾がついた服は洗えない
- ウールや絹などは乾燥機NG
コインランドリーは他のお客さんと順番で使うものなので、洗濯し終わった服をそのまま放置しておくと買ってにかごに入れて片付けられてしまいます。
初めて使う方は朝や昼間の混雑時間を避け、深夜帯など人のいない時間を狙っていくのがおすすめです。
一人暮らしでコインランドリーを活用しよう!
洗濯機とコインランドリーの比較や簡単なルールを見ていきましたが、活用の仕方がお判りいただけたでしょうか。転勤などでいつまでアパートにいるか分からない場合や、処分が面倒なミニマリストの方などはコインランドリーはおすすめです。
洗濯機を購入しても、一人暮らしでは洗えないシーツや布団など、大型の衣類をコインランドリーを活用して洗うのもおすすめです!